昨夜(2022年5月10日)はラジオ局の停電時電源供給訓練でした。建物の電気点検に合わせて毎年行うもので、実際に全ての電源供給を絶ち、放送を保つためのものです。
もちろんUPS(無停電装置)は整備されていて点検時間の間は十分UPSで稼働できますが、災害時の長時間・数日に渡る停電に備えて発電機での稼働訓練も兼ねています。
毎年実施を重ねるごとに様々な問題点が見つかります。例えば光回線の建物の分配装置に電源供給しないと電話が使えないということや、放送機器などはアース付きの3ピンコンセントが多く、発電機までの延長コードによっては変換アダプタが必要で、それを災害機材の中から探して取り付けるのに時間が掛かるということなど。
毎回、細かい点まで洗い出して改善を繰り返します。
当社では、大規模災害時に放送スタッフも被災する可能性も踏まえ、パートの事務スタッフも含めて全員が非常時に対応できるよう備えています。
来たる大災害に備え、市民の命綱としてのコミュニティFMラジオであること ー それが私たちの使命です。
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